BELLやスウィングスターで有名なスペクタージャケットを、この秋からリ・スタートさせる
ダブルワークスで発表します。今回のスペクタージャケットのテーマは1970年代、
アメリカ建国200年(バイセンテニアル)と、トラック野郎です。
Racing Jacket from Bicentennial
こちらは有名なレーシングエクイップメントメーカーの出していた
レーシングジャケット。
1970年代ものが袖のラインが4本で、それ以降3本となる。
レーシングウェアとしての機能性はもちろん、その男性的な配色が多くのライダーに人気を呼んだ。
星条旗柄のバタフライワッペンは1976年がBicentennial
バイセンテニアル(アメリカ建国200年)であり、当時多くのスターズ&ストライプのワッペンが作られている中の素晴らしいデザイン。
アメリカ中を走り回るスカル、または赤マントのスカルに合わせて70年代のレーシングジャケットをイメージした。
Trucker Jacket
1970年代から1980年代にかけて作られたカーレースの観戦用ジャケットといわれるスペクタージャケットは,BELLのワッペンが付くものを筆頭に、多くの配色が作られているが、そのほとんどがスウィングスター社製のものである。
今般製作するスペクタージャケットは、観戦用やメカニックが着用したものから少し視点を変え、このジャケットをアメリカ中を走る輸送トラックの運転手が着用していた実物をイメージしている。
アメリカの縦横を走るトラック会社は、数えきれないほど多く、トラックの腹には自社のマークを施している。 彼らは決められた地域の輸送の中で、CB無線と呼ばれる市民短波ラジオ無線Citizen’s Band を旅の共にしていて、多くの情報をこれに頼っている。
たとえばカリフォルニアからカナダまで、 南北の輸送を担当するパイオニア社のトラック野郎も、この地域で流れる短波にチューニングして情報を得ている。
トラック野郎たちはそれぞれの結束と仕事に対する誇りをあらわして、トラッカーズジャケットをキャップに、自社のワッペン、愛聴するCB無線のワッペンを付けて長いドライブに出る。
Trucker Jacket では、そのような魅力的でユニークなデザインのワッペンを
地域性や時代性を考慮しながら展開する。