まずは元にしたHC古着をご覧ください。
注目すべきは、その皺と、革の薄さです。
最初に見た時は織物の生地で作られたシャツだとおもいました。
きっとこのシャツのオーナーも、購入時にきちんとした説明を受けなかったんでしょう・・・
こんな洗濯機を使って、絞ったんでしょうね・・・
見事に癖がついてしまっています・・・
それでもしなやかさの残るこの風合い、酷使に耐えうる、とてもいい革です。
HC-123 1920's Bostwick Warm Wear Horse Suede Shirts
ニューハンプシャー州「バクストンマニュファクチュアリングカンパニー」の所有していたブランド「ボストウィック」のホーススエードシャツ。同社は20世 紀初頭には「レイルロードサック」と呼ぶ鉄道機関士に向けたワークウェアなど、専門的なワークウェアを目指して多くのワークウェアを手掛けている。このモ デルはレザーシャツとは思えない丁寧な縫製でつくられており、一見するとコットン素材と見紛う。1920年11月2日のニューハンプシャーの地元「ナシュ アテレグラフ」という通信紙には、同社が自動車、狩猟、スポーツ、または仕事着として着用する、シープ、ラムレザーのジャケット、ベストを多角的に卸して いたことがわかる広告が掲載されている。