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「MADE IN HAWAII USA」

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7月は春夏の別注がまだまだ入荷します。こちらは、ウエアハウスの生地をハワイに送って、
レインスプーナー社に作ってもらったプルオーバー

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 レインスプーナーの生地は特許があるために、他社の生地を縫製することは本来ないのですが、今回は無理を聞いていただきました。
秋冬でいえば、英国グローバーオール社に生地を持ち込んで作ってもらったようなもの・・・ というわけで、メイドインハワイ。USAです。


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「レインスプーナー」といえば、日本でも90年代に大流行したプルオーバーボタンダウンが
代表格です。その裏使いの独特の生地の風合いとハワイアンシャツとしては珍しいボタンダウンのプルオーバー仕様という、
ユニークなディテールが特徴でした。
 「レインスプーナー」がどのような歴史を持っているのか、老舗メーカーでありながら、
その全貌はあまり知られていないのではないでしょうか。 
「レインスプーナー」とは、一人の名前ではなく、「アバクロンビー&フィッチ」のように、
二名の創始者の協業で始まったメーカーだったのです。
1950年代に水着を製造していた「ルース・スプーナー」は、カリフォルニアでは有名な洋品店「レインズ」にスイムウェアを卸していました。

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ブルックスブラザーズを彷彿させるような仕立てに評判のシャツメーカーであった
「レインズ」のオーナーレイン・マッカーラーは、
航路が船から飛行機に変わったことで飛躍的に増えた観光客にむけて、
ハワイのアラモアナショッピングセンターのオープンに乗じハワイに進出しました。
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 新たなビジネスチャンスで再会を果たした「レイン」と「スプーナー」は1960年代に新しい
ハワイアンシャツを提案することを企画、それまで華美であったハワイアンシャツを
裏使いすることを考案「太平洋のブルックスブラザーズ」と言わしめた縫製の良さを見せるため、オープンカラーではなく、ボタンダウンプルオーヴァーの仕様を開発したのです。

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 コットン、裏使い、ハワイで丁寧に縫製されるボタンダウン仕様で有名な
「レインスプーナー」社のファクトリー(工場)に依頼し、
特別にウエアハウスで製織したコットン生地を持ちこみ、
縫製して作られたものが今回のプルオーヴァーなのです。

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「レインスプーナー」の生地を使用していないため、タグは付かないものの、
「MADE IN HAWAII USA」と誇らしげに印字されたタグが、
そのクウォリティの高さを物語っています。 生地はウエアハウスオリジナルの日本製、
 今季注目を集める大版柄です。一版ごとに刷り重ねていく手間は、
色と色が塗り重なることで、独特の滲む色を生み、
深みと一点一点の柄のオリジナリティを醸し出しています。



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