こちらは既にリーバイスファーストのGジャンの原型をみせている1910年までに製造されたデニムジャケット。
チェーンステッチもみられ、袖丈が短い事やボタンの形状、フラップポケットの有無などを除いてほぼ「ファースト」
革ラベルの跡もあることから、XXデニムを使用していたものです。
特筆すべきは、ボタンホール。
シンガー社の「ギャットマン」で開けられたボタンホールは、縁が「菊孔」のように綺麗にかがられています。
薄く打刻された刻印や、突起の潰れたリベットも、牧歌的な風合いが残っています。
このデニムジャケットは、ウエアハウス恵比寿店で取扱中です。ぜひご覧になってみてください。