裾の細いジーンズはちょっと・・・・という方は少なくないのではないでしょうか?
僕もその一人でした。
でも、ヨーロッパやアメリカ、(特にニューヨーク)では、ワークなトップスをひとつ加えていても、シャフトの太い編みあげのワークブーツを履いていても、合わせるデニムは裾のスリムなものを選ぶ人が本当に多いのです。
ジーンズをビジネスシーンに対応させるに当たり、裾はフィットしている方が時代の気分なんでしょう。
最近ヘラーズカフェのラリー氏も、こちらがお気に入りのようで、展示会では終始着用。
インディゴ、ブラウンデニムを両方所有しています。
「なんでヘラーズで細身?」とお思いでしょう。確かにそうですね。
でもこの人の格好をみれば納得いただけるのではないでしょうか?
全てはこの画像から始まったんです。
見事に脚のラインにフィットしたシーム。
それでいてアウトシームのぼこぼこの耳アタリ。
これは何なんだと観察と研究(要はDVDを穴が開く程みるということ)を繰り返し、経糸と緯糸のように
史実と考察を織りこみながら出来上がったのがヘラーズカフェの新境地。
「あるはずの無かったXX]なんです。
オフセットループ、隠しリベットとくれば、これが501XXをカスタムしたものだと考えるのが妥当です。
「吊るしでは着ない。」事で有名であったマックウィーンの事ですから、ある程度色落ちしてこなれた風合いのものを求めたかもしれません。だからこのモデルは、耳のアタリだけが出て、股の髭アタリはあまり出ないように、穿けば洗うを繰り返すような感じで穿いてもらいたいと思います。
NONWASH \20475
画像を見ていただければわかると思いますが、腰周りは決してタイトではありません。
XXの丸い雰囲気が残っています。
だからこそ、(アメリカン)カジュアルに穿けるスリムと呼べると思っています。
ぜひ一度試着してみてください。
お手持ちのワードローブが少し違って見えると思います。
ちなみに、この映画は、もう十回くらいDVDを観ましたが、未だによくわかりません・・・・