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邪な奴の着る「よこしま」

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上がプリズンボーダーの発祥の地、イギリス。
下がアメリカの画像。

 

Prison clothingには多くの説がある。

なぜ太い縞模様の柄になったかをひも解くと、ヨーロッパでは古くから二色の糸で織

る縞柄を「異端」の象徴としている。


キーボードで「よこしま」と入力して「邪」と変換されたときにそれは読んで字の如くと納得できる。

イギリスの刑務所ではじめて着用させたことから縞模様を「ボーダー」と名付けられ

た説もある。しかし、ドイツなど、ヨーロッパのほかの国ではストライプに使っているものもあ

る。イギリスのニューゲート刑務所では1815年からこのボーダー柄を採用しているが、

その理由は単に「生地が供給しやすい」こと、そして「囚人を監禁するために適して

いる」ということと記載されている。

アメリカでは州によって囚人服は違う。無地のつなぎのような州もあれば、ボーダー

もあり、そのボーダーも色が違う。これは州によって、公共作業などの囚人に課する労働内容

に関係している。軽犯罪によって収監されている囚人達は、公共作業のために屋外へ駆り出されるの

で、逃亡を防ぐために誰が見ても囚人であると判読しやすいユニフォームが必要であり、森林や水辺に逃げ

込んでもすぐに視認できる色柄を選んで着用させていたと推測できる。

 

今回復刻するPrison clothingのもとになった実物は、インディゴブルーの柄であ

たっため、海軍関係の収監(NAVAL PRISON)、あるいは海や河川での作業を中心に作業する囚人のためのものであったとも推測できる。興味深いことに、このセットアップ、パンツには手作りのベルトループがつけられて

いるが、これは間違いなく後付けである、なぜなら囚人にはベルトはおろか、一切の紐などの

類は与えられないから。生地はインディゴロープ染色したものと生成糸で織ったストライプ柄(経縞)を

緯使い(緯縞)した耳付き生地を使用している。



あっという間に売り切れてしまった初回分。
とても良い生地なので、暖かくなるこれからに向けて、生地をリピートすることになりました。
4月末、ゴールデンウィークを目途に入荷致します。
現在WEB 、直営店でご予約をお受付中です。


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